プログラマーの開発に生きる人生

IT業界では、サーバーやパソコンで稼動させることを目的としたWeb向けソフトウェア開発が行われてきました。特に、Webサーバーで稼動させるプログラムは、ネットサービスを提供する上で必要となる存在です。
また、スマートフォンの登場により、ソフトウェア開発業界はアプリの分野に強く注目しています。
今後、さらにスマートフォンユーザーのアプリへのニーズが高まる事から、アプリ開発に携わることができるプログラマーが求められます。

しかし、スマートフォンで稼動するアプリは、サーバーやパソコンとは異なる要素も多々あります。
サーバーやパソコンへのデータ入力には、通常ではキーボードやマウスが用いられます。
一方でスマートフォンは、ユーザーによるタッチパネルによる操作が主であり、これまでとは異なるインターフェースに対応しなければなりません。

そのため、アプリ開発に携わるプログラマーには、ユーザーインターフェースに関するプログラミング技術が求められます。
キーボードやマウスと比べて、タッチパネルからの入力は直感的である分だけに、多様な入力の可能性に対して予測する必要があります。
また、スマートフォンの限られた情報処理能力の中で、スムーズな入出力を可能にしなければなりません。

このように、アプリ開発に求められる新しいスキルを身につけてこそ、今後のIT業界での生き残りが果たせます。かつ、これまで培ってきたWeb向けプログラムの開発技術を応用することにより、アプリユーザーに支持されるアプリ開発が手がけられます。

最先端の多くのスキルを身につけたエンジニアには、企業でのキャリアアップや独立へのチャンスが広がります。自分の人生でどちらが充実して働くことができるのかを、一度立ち止まって考えるのは良い時間かもしれませんね。独自で開発案件のプロとして活躍する自分と、企業でキャリアを積み上げる自分、どちらも素晴らしいエンジニアライフでしょう。